ワンレングスもショートピッチ。どちらも当店の人気商品ですが、どっちが良いか?という質問をよく頂きます。そこで簡単にですが、その向き不向きをご紹介!
ワンレングスとショートピッチの違い
まずは両者の違い!言うまでもなくワンレングスは全番手の長さが同じ。一方、ショートピッチは、少しずつですが番手ごとに長さが違ったセッティングになっています。
ご覧のようにショートピッチには長さの階段があります。通常は0.5インチずつ長さが違いますが、これを0.25ずつに縮めました。その代わりロフト角の差を広げてあります。
ワンレングスは全番手35インチに揃えたセッティングです。なぜ35インチか?については以前にも触れましたが、アイアンセットの中で最もやさしく重宝するはずのPWが長くなるのを避けたからです。
私自身PWは基本練習でよく使いますし、グリーン周りでも優先的に使うクラブです。これが長くなるとスコアメイクに大きく影響してしまいます。
ショートピッチを経てワンレングスへ
ここで開発順に触れますと・・・
最初は、デシャンボー選手のワンレングスアイアン登場で、既存のシャフトを工夫してワンレングスアイアンを作ってみたのですが、これがあまりうまく機能しませんでした。
そこでワンレングスの長さを考えたり、ツーレングスも作ってみたのですが、やはり実際に使えるのは何か?を考えた時にショートピッチという形に落ち着きました。
そして専用シャフトの開発。
ここで再度、ワンレングスアイアンの研究に着手。長さもいろいろ考えた結果、全番手が35インチという形に落ち着きました。
経緯としては、最終的にはワンレングスが目標という流れでしたので、結論から言うとやはり私個人としてはワンレングスの方がおすすめということになります。
ただ、最初に手にする「短尺アイアン」としては向き不向きもあると思いますので、そのあたりをこれから説明させていただきます。
今回も動画で熱く説明
今回もこのテーマについて動画で喋らせて頂きました。ワンレングスの向き不向き。ショートピッチの向き不向きや、それぞれのメリットなどについても説明しています。
文字よりも見ながら聞きながら理解したいという方は、動画をご覧ください。
当店では、ワンレングスもショートピッチも数種類用意しています。それぞれロフト角などのスペックも異なりますので、単にどちらか?という他にも選択肢はあります。
ワンレングスアイアン
まず、これからゴルフを始める方、ブランクのある復帰勢、アイアンが苦手な方には、間違いなくワンレングスアイアンをお勧めしたいです。
また、練習量が少ない方、とにかくラクにゴルフしたい方にもお勧めです。
・これから始める方。
・ブランクがある復帰勢。
・アイアンが苦手な方。
・ゴルフをラクにしたい方。
・上達スピードを早めたい方。
やはり全ての長さが同じということは、何かひとつ同じことをすれば、全番手なんとなく同じように当たって、同じ感覚で使えるので、余計なことも考えずとにかくラクです。
愛用している私自身のことを話しますと、腕前はシングル級ですが、グリーンを確実に狙うという距離はせいぜい130Yぐらいまでです。
状況にもよりますが、それ以上はケースバイケースのチャレンジになります。
そう考えると、
・100Yを乗せるためのP。
・150Yを狙うための8番。
・その間を埋める9番。
この3本の使い分けだけを考えてラウンドしますし、長さが同じなのでどれか1本だけを練習していれば事足りるわけです。
これが、私の35インチワンレングス、しかも3本あれば良いという理由に繋がっています。
ショートピッチレングスアイアン
そうは言ってもいきなりワンレングス、しかも35インチは相当不安なことでしょう。これまで長年長さの違うアイアンを使ってきたわけですから。
やはりゴルフ歴の長い方などは、こちらの方がすんなり移行できると思います。
・長さが違うことに慣れてる方。
・ゴルフ歴の長い方。
・ワンレングスに不安がある方。
・身長の高い方。
・長いクラブが得意な方
こんな方に向いていると思います。
また、通常のアイアンに近い感覚で使え、しかもやさしくなるので、クラブを替えていきなり好結果という期待も持てるのがショートピッチかもしれません。
長い番手ほど通常よりも短い!
これもショートピッチの良さ、醍醐味かもしれません。
また、できるだけユーティリティは使わず、ある程度の距離まではアイアンで打ちたい&打てるという自信やこだわりを持っている方も、ショートピッチの方が良いと思います。
GXDアイアンなら裏技もあり!
実は、当店の人気アイアン「GXD105P」であれば、最初はショートピッチで購入した後に、ワンレングスに再調整という裏技も可能です!
GXD105アイアンで出来る裏技
ショートピッチで購入→シャフトカット→ワンレングスになる
GXD105Pの場合は、ヘッドの構成がショートピッチもワンレングスも同じなので、シャフトカットだけで移行ができるというメリットもあります。
プレーヤーによっては、グリップ重量も変えた方が良い場合が出てくるので、その場合はグリップ代のみ必要となりますが、当店では納品後の再調整を1度だけ無料で行っていますので、悩んだらこういう方法もあると覚えておいてください。
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